日本株を動かす外国人投資家の儲け方と発想法

日本株を動かす外国人投資家の儲け方と発想法

あなたは東証のシェア率でどんな人たちが一番買っているのか知っていますか?
「日本株なんだから日本人が一番買ってるんでしょ。」と思ったそこのあなたあま~い。

実は売買シェア1位はなんと外国人投資家なんです。

その割合なんと6~7割!!
日本の個人投資家は2割ぐらいとなっています。
結構日本の投資家は少ない印象を受けます。

最近の大きな買い手である事業会社の自社株買いは市場外取引が多く、年金は売買頻度が低いため、両者の売買シェアは低く、日本株の株式市場は外国人投資家と個人投資家でキャッチボールしているような市場です。

どのような人達を外国人投資家と呼ぶかは、資本が海外にあれば外国人投資家になります。

運用手法と投資対象地域

外国人投資家を運用手法で大きく分類すると、空売りをしないロングオンリーと、空売りをするヘッジファンドに分かれます。
投資対象地域で分けると、英国やドイツには日本株だけを運用するジャパンオンリーな投資家がいますが、アメリカには日本株専任はほとんどいなくなり、日本株を含む海外株ポートフォリオとして運用する投資家が多くなっている。

これはハッキリ言って知りませんでした。アメリカは日本株の専任が少なくなったということは、日本株にはあまり魅力を感じなくなってきたのかもしれません。まあ確かにアメリカのダウはずっと上がりっぱなしで高値更新も何度もしていれば、そうなりますよね。

運用スタイルによる分類

 多くの外国運用会社はMSCIなどのベンチマークをアウトパフォームすることを目指して運用していますが、ロングオンリーの運用会社にも絶対収益を目指す運用戦略があります。一方、多くのヘッジファンドは相場の上げ下げにかかわらず、絶対収益を生み出すことを目標に運用しています。  運用期間は、日本のデイトレーダーのように日ばかりを考えている外国人投資家も確かにいますが、5~10年単位の中長期的な視野を持っている外国人投資家のほうが多い印象があります。外国人投資家が国内投資家より、短期志向だと考えるのは誤りです。

私の中では海外投資家は長くて6ヶ月単位で利食いを入れていると考えていました。理由は、自分たちのボーナス・収入とかの理由で1年間に何回かは利食いを入れる人が多いいと思っていました。しかし、この本のことが正しければ、違うみたいですね。

外国人投資家の興味のある分野

外国人投資家は建設や鉄鋼など旧来型産業にあまり注目しない一方、サービスには強い関心があります。サービスの東証1部の時価総額比重は4%程度なので、規制緩和で上場企業をもっと増やしてほしいと思っています(米国では病院経営の会社などが上場しています)

外国人投資家は、やはりどんな時でも金になりそうなことにお金を入れていくのですね。利益パフォーマンスが悪いものにはお金を入れないのですね。

外国人投資家は時価総額の大きな企業を好む

アップルの時価総額は約80兆円、アマゾンが約50兆円、中国のテンセントやアリババでも約40兆円あります。一方、日本の場合、時価総額最大はトヨタ自動車の約20兆円、三菱UFJフィナンシャル・グループで約10兆円です。銀行だけを比べてみても、米国のJPモルガン・チェースは約30兆円、英国・香港のHSBCは約20兆円と、三菱UFJフィナンシャル・グループの時価総額の約2~3倍あります。  時価総額という観点では、2017年7月に米国のテスラが時価総額でGMを抜いたことは、自動車業界の新旧覇権の交代とみなされました。テスラの時価総額は約7兆円と、ホンダや日産自動車を上回ります。  米国ではアップル、アマゾン、フェイスブック的な新興企業が時価総額上位に並んでいるのに対して、日本の時価総額上位には依然として大手銀行に加えて、NTTや日本郵政など旧国営企業が多いことは、日本経済の新陳代謝の遅れの反映でしょう。  海外主要株式市場との比較で、日本の時価総額の相対的な比重が低下すると、「日本株は無視してもいい」という見方が外国人投資家のあいだで広がる忌々しき事態となります。

やはり時価総額が大きいものほど資金が集まりやすいみたいですね。仮想通貨も同じことが言えそうですね。

そして、日本の企業の時価総額の低さはどうにかしないといけませんね。早く手を打たないと日本は資金調達が難しくなり、最終的に日本のデフォルトにつながる可能性があるのでここは手を打ってほしいです。

 株式需給はゼロサムゲーム

日本勢はといえば、2割強の個人に続き、公的年金による売買が反映される信託銀行の売買シェアは3%程度に過ぎません。また、事業会社の自社株買いは日銀のETFと並ぶ株式需給の安定要因になっていますが、その売買シェアは1%に過ぎません。  株式需給はゼロサムゲームで、誰かが売らないと、他の投資家は買えません。外国人が買い越し基調のときに、外国人投資家からは「国内投資家はなぜ自国株を売ってばかりいるのか」と聞かれることがありますが、それに対しては「あなたが買っているからだ」と答えたくなります。メディアなどでは、外国人投資家の大きな日本株売買を喧伝しながら〝外国人投資家にうまくやられている〟といった報道がなされることがありますが、多くの外国人投資家が買い基調であれば、日本勢(とくに個人投資家)が売るしかないわけですから、結果としてそのようになっているだけだともいえます。」(『日本株を動かす外国人投資家の儲け方と発想法 No.1ストラテジストが教える』(菊地正俊 著)より)

このことについては全く知らなかったです。日本では結構空売りの方が得意で儲かるという人が多いいのは、このためだったのですね。そういえば、相場師朗さんも空売りが得意だといっていました。なので一番儲かりそうなスタイルは、外国人投資家の利食いそうなところで空売りで入っているのが理想ですね。

強い季節的なアノマリー

4月は17年連続で日本株を買い越しています。4月にこれほどの買い越しが続くのは不思議な感じがしますが、強いアノマリーといえます。4月買い越しの理由をあえて考えると、1~3月は海外株が強いことが多く、出遅れの日本株への関心が高まる、4月の業績発表は慎重に発表されるため、業績上方修正期待が出ることなどが挙げられます。  一方、8月は2017年まで過去8年連続で売り越しています9月も2016年までの過去10年のうち7回売り越しでした。7月のサマーラリーが終わった後の8~9月は海外でも株価パフォーマンスが悪い季節ですので、海外株安を背景に、外国人投資家が日本株を売るのは理解できます。1987年にブラックマンデーがあったのも10月でした。  個人投資家としては、外国人投資家の日本株売買の季節性を活用して、8~9月に買って4月に売る戦略などが考えられます」(『日本株を動かす外国人投資家の儲け方と発想法 No.1ストラテジストが教える』(菊地正俊 著)より)

これはなんとなく為替でイメージしていましたが、ここまでハッキリと連続して続くと面白いですね。

確かに4月は今年もそうでしたが、為替も今ままでの下落相場が嘘のように上昇相場に向かう気がします。

8月は8年連続の売り越しとは知らなかったです。
ここ何年かは、八月にショックみたいのが起きやすい感じがしています。特にお盆明けが最近は注目しています

プチチャイナショックもそうでした。

その前は9月中旬から下旬にかけて下がり始め、10月に大きく下がるということが多かったので、最近は10月もショート気分でいると痛い目あっています。

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