
FXのスパンモデルは、どういうインジケーターなんだろう?おすすめの設定値・使い方を知りたいな。
スパンモデルとは【現在の価格】に注目し、一目均衡表をアレンジしたインジケーターです。
一目均衡表よりも、価格への反応が良いので、短期トレードに向いています。
以下の記事では、スパンモデルの特徴・使い方について詳しく解説していきます。
スパンモデルとは
スパンモデルとは、『一目均衡表』をアレンジしたインジケーターで、元ディーラーである柾木利彦さんが考案したテクニカル指標です。
3つのスパンがある


名前 | 時間軸 | 判断のやり方 |
---|---|---|
青色スパン | 短期のトレンド方向を計る | ローソク足との位置関係で判断 |
赤色スパン | 長期のトレンド方向を計る | 赤色スパンの向きで判断 |
遅行スパン | 中期のトレンド方向を計る | ローソク足との位置関係で判断 ゾーンとの位置関係で判断 |
3つのスパンの特徴は、上記の通りです。
スパンモデルは、各スパンの意味・特徴を考えながら取引する必要があります。
スパンモデルと一目均衡表の違い
線の本数 | 特徴 | |
---|---|---|
一目均衡表 | 5本 | 将来の値動きの予測を重視:長期トレード向き |
スパンモデル | 3本 | 現在の相場を重視:短期トレード向き |
スパンモデルと一目均衡表の違いは上記の通りです。




一目均衡表の【雲】は未来にも現れますが、スパンモデルのゾーン(雲)は現在の価格までしか出ないという違いがあります。
スパンモデルとスーパーボリンジャーの違い
特徴 | 使える場面 | |
---|---|---|
スーパーボリンジャー | 価格的要素(縦軸)を重視 | どこで買う・売るかの判断に強い。スパンモデルよりも比較的短期の判断 |
スパンモデル | 時間的要素(横軸)を重視 | いつ買う・売るかの判断に強い。スーパーボリンジャーよりも比較的長期の判断 |
スパンモデルとスーパーボリンジャーの違いは上記の通りです。
スパンモデル【おすすめ設定値】


- 転換線:9
- 基準線:26
- 遅行スパン:52
スパンモデルは、上記のデフォルト設定値がおすすめです。
【現在の価格を重視】している性質上、値動きに敏感なため、数値の変更はあまりおすすめできません。
スパンモデル【見方・簡単な使い方】


スパンモデルは、一目均衡表から派生してできたものなので、奥が深く、難しいです。
そのため、誰でもわかるように、スパンモデルの基礎的な見方・使い方について解説していきます。
3つのスパンモデルの見方


3つのスパンモデルの見方について解説していきます。
青色スパン(先行スパンA)


- ローソク足の終値が青色スパンの上にある⇒強気相場
- ローソク足の終値が青色スパンの下にある⇒弱気相場
青色スパン(先行スパンA)の見方は、上記の通りです。
赤色スパン(先行スパンB)


- 赤色スパンの向きが上向き⇒強気相場
- 赤色スパンの向きが下向き⇒弱気相場
赤色スパン(先行スパンB)の見方は、上記の通りです。
遅行スパン


- 遅行スパンがローソク足やゾーン(雲)の上にある⇒強気相場
- 遅行スパンがローソク足やゾーン(雲)の下にある⇒弱気相場
- 遅行スパンがローソク足やゾーン(雲)に絡んでいる⇒レンジ相場
- 遅行スパンとローソク足の位置関係⇒短期の判断
- 遅行スパンとゾーン(雲)の位置関係⇒長期の判断
遅行スパンの見方は、上記の通りです。
スパンモデル【簡単な使い方】


- 遅行スパンがゾーン(雲)から出ている
- ゾーン(雲)のねじれで相場転換を考える
- ゾーン(雲)の抵抗でエントリー(ゾーンの幅が厚いほど抵抗が強い)
スパンモデルは、レンジ相場に強くないため、上記のような流れが出てきたサインを見逃さずに取引することをオススメします。
【注意点】「レンジ相場に弱い」という特徴がある


スパンモデルは、一目均衡表と同じで【レンジ相場】に弱いという性質があります。


↑レンジ相場になると、線がもみ合ってしまい、ダマシも頻繁に発生してしまいます。
ダマシ回避方法①:長期足の流れを考える
普段自分が取引している時間足で、レンジ相場になってしまった場合、長期足の流れを考えるようにしましょう!
相場は最終的に、大きな流れに従いやすいという性質があります。
ダマシ回避方法②:オシレーターを使う
オシレーター系インジケーターを使うことにより、相場の天井・大底をうまくとらえることができます。
また、トレンド発生を早めに察知することもできるため、相場の初動に乗ることも可能になります。
おすすめのオシレーターは、↓の記事に詳しくまとめています。
スパンモデルが使える!おすすめFX会社【3選】


スパンモデルが使えるおすすめのFX会社は、上記の3社です。
DMM FX
- 口座開設数【80万】口座以上
- 取引ポイントが貯まる
- 24時間サポート
DMM FXは、大手企業のDMMが運営していることもあり、信頼・安心できることから、80万口座以上の口座開設数を誇ります。
初心者でも使いやすい取引ツールで、トレードする度に、取引ポイントが貯まり、ポイントは現金に換えることもできるので、お得にトレードができます。
口座開設まで最短【1時間】なので、すぐに取引を始めたい方におすすめです。
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ヒロセ通商(スキャルピングをしたい方向け)
- 50通貨ペアの取引が可能
- 世界最速水準の約定スピード
- キャンペーンが魅力的
ヒロセ通商は、世界最速水準の約定スピードなので、スキャルピングをやりたい方におすすめです。
取引ツールも、スキャルピングがやりやすいように設計されています。
また、取引すればするほど貰える、キャンペーンが魅力的で『ヒロセ飯』という言葉も存在します。
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MT4を使いたいなら【FXTF】
- MT4が使える(MacでもOK)
- 有名トレーダーのインジケーターが無料で使える
- FXTF未来チャートが使える
MT4で【スパンモデル】を使いたい場合、自分でMT4にインストールしなければ使えません。
しかしながら、FXTFではデフォルトで【スパンモデル】を使うことができるため、すぐにトレードをすることができます。
また、MT4が使えるにも関わらず、【業界最狭水準のスプレッド】で取引ができます。
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まとめ:スパンモデルは短期トレードにおすすめ!


スパンモデルとは、「一目均衡表」をアレンジしたインジケーターで、【現在の価格】に注目したトレンド系インジケーターです。
価格への反応が早いため、短期トレードに向いています。
スパンモデルの生みの親である柾木利彦さんは、【スーパーボリンジャー】のインジケーターも開発していて、両者は相性がいいので、両方のインジケーターを組み合わせたトレードを推奨しています。
スパンモデルの精度を上げるために、ダウ理論を学ぶことがおすすめです。


スパンモデル以外のインジケーターは、↓の記事にまとめています。


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