
スイングトレードをやりたいけど、初心者でも稼げる最強の手法はあるのかな?
実は、初心者でも分かりやすく、稼げる手法は存在しています。
なぜなら、スイングトレードは、相場の流れを見極めることができれば、大きな値幅を狙うことができるからです。
以下の記事では、スイングトレードの流れの見極め方・手法について詳しく解説していきます。
スイングトレードとは


スイングトレードとは、1回の取引が【数日~数週間】で完結するトレードスタイルのことを言います。
長くポジションを持つため、1回のトレードで100PIPS以上の値幅を狙います。
また、日を跨ぐのでスワップポイント(金利)も貰うことができます。
他のトレードスタイルとの比較
トレードスタイル | 保有期間 | 狙う値幅 | 主に使う時間足 |
---|---|---|---|
スキャルピング | 数秒~数分 | 数pips | 秒足・1分足 |
デイトレード | 数分~数時間 | 10pips以上 | 1分足・5分足・15分足・30分足・1時間足 |
スイングトレード | 数日~数週間 | 100pips以上 | 日足・週足 |
長期トレード | 数ヶ月 | 数百pips~数千pips | 週足・月足 |
各トレードスタイルを比較すると、上記の通りになります。
スイングトレードは、スキャルピングやデイトレードのトレードスタイルと比べてかなり長くポジションを保有することが分かります。
スイングトレードの3つのメリット


- スワップポイントがもらえる
- 精神的に余裕ができる
- 要人発言や経済指標にあまり左右されない
スイングトレードのメリットは、上記の3つです。
詳しく解説していきます。
スワップポイントがもらえる
スイングトレードでは、日を跨ぐので、スワップポイントがもらえます。
そのため、スイングトレードでは、【為替差益+スワップポイント】を狙うことができるというメリットがあります。
精神的に余裕ができる
デイトレードなどはポジションを持っている時は、仕事中などでもポジションが気になってしょうがなかったり、スキャルピングのように、何度もトレードする場合は、ポジポジ病など精神的にキツイ場面があります。
しかしながら、スイングトレードでは、1つのトレードの期間が長いため、精神的に余裕ができます。
要人発言や経済指標にあまり左右されない
スイングトレードでは、要人発言や経済指標の結果による、上げ下げに左右されることなくトレードをすることができます。
なので、アメリカの雇用統計などのお祭り騒ぎには参加しなくてもいいですし、夜中に発表されるFRBの議事録のためにわざわざ起きてなくて大丈夫です。
スイングトレードの3つのデメリット


- 1回のトレード結果が出るのが遅い
- レバレッジをあまりかけられない
- 資金量が必要
スイングトレードのデメリットは、上記の3つです。
詳しく解説していきます。
1回のトレード結果が出るのが遅い
スイングトレードでは、数日から数週間1つのポジションを持つので、トレードの答え合わせが遅いです。
そのため、トレードの経験がデイトレードなどに比べて少ないので、改良に時間がかかるというデメリットがあります。
レバレッジをあまりかけられない
スイングトレードは、1回のポジションを持つと数週間以上持つことがあります。
そのため、多少の値動きに耐えられるように、レバレッジを低く抑えないといけません。
資金量が必要
スイングトレードで『稼ごう』と思ったら、資金量が必要です。
資金量があれば、レバレッジを低く抑えながら、多くのポジションを持つことが可能です。
資金量がない場合は、デイトレードがおすすめです。
スイングトレードに向いている通貨ペア


- 米ドル/円
- ポンド/円
- ユーロ/米ドル
スイングトレードに向いている通貨ペアは、上記の3つです。
詳しく解説していきます。
米ドル/円
米ドル円は、大きく差益を取ることができませんが、大きく値が崩れることも少ないので、安心して取引をすることができます。
取引高が少ないと注文が通らなかったりしますが、ドル/円は取引高も多いので、大口の取引もできます。
また、日本とアメリカのニュースは、ほぼリアルタイムで手に入れることができるので、安心して取引をすることができます。
ポンド/円
ポンド/円は、差益を大きく取りたい方におすすめです。
しかしながら、ポンド円は1週間で10円以上の値動きがある場合があるので、徹底した資金管理が必要です。
また、抵抗帯のストップを狩ってから、逆に動くことも多いので、他の通貨よりも広く損切り範囲を設定する必要があります。
ユーロ/米ドル
ユーロ/米ドルも米ドル/円と同じように値幅はあまり取れませんが、安定してしているので、安心して取引をすることができます。
また、ドル円ほどではないですが、取引高も多いので、大口の取引にも向いています。
初心者必見!スイングトレードの最強の手法


スイングトレードの最強の手法について詳しく解説していきます。
移動平均線がシンプルで最強


※【移動平均線】5SMA(赤)20SMA(緑)60SMA(青)100SMA(紫)300SMA(オレンジ)
移動平均線がシンプルで使いやすいです。
- 上から短期足・中期足・長期線→上昇トレンド
- 上から長期足・中期足・短期足→下降トレンド
移動平均線は、上記のように判断します。
- 300SMAよりもローソク足が上にある→上昇優位
- 300SMAよりもローソク足が下にある→下降優位
また、上記のように、300SMAは全体の流れを読むために表示しています。
その他の、移動平均線の使い方について知りたい方は、↓の記事で詳しく解説しています。
長期足の順張り・短期足の逆張りが最強
スイントレードでは、長期足の流れを考えながら、短期足で逆張りエントリーすることで、値幅を狙うことができます。
この方法だと、長期的な流れに逆らっていないので、高値掴みをすることがなく最強です。
エントリータイミングは4時間足で取る
エントリータイミングは、スイングトレードの短期足である4時間足で取るのがおすすめです。


↑例えば、長期足で上昇トレンドの場合、4時間足で下がってきた所を狙います。
短期足でチャートの形が悪い場合・3回以上移動平均線の中期線(緑)でローソク足が反発している場合などは、一気に相場が崩れる場合があるので、長期足で上昇トレンドでもエントリーを見送ります。
利益確定のタイミング
- サポートライン・レジスタンスライン
- ローソク足の形(上髭・下ヒゲ)
- チャートの形
- トレンドラインを抜けた
- 100.00・100.50などのキリがいい節目
スイングトレードの利益確定のタイミングは、上記の通りです。
ポジションを持ったら、OCO注文を入れておくと、変な欲が出なくなり、利食い・損切りをやり損ねることを防ぐことができます。
損切りのタイミング
損切りのタイミングは、相場が想定通りに動かなかった場合に損切りをします。
想定と違う動きをした時点で損切りをすることで、損失を最小限に抑えることができます。
勝率UP!スイングトレードで勝つための3つのコツ


- 戦略を立てて実行する
- ファンダメンタルズ分析をする
- 検証ソフトで検証する
FX初心者がスイングトレードで勝つためには、上記の3つのことが必要です。
詳しく解説していきます。
戦略を立てて実行する
FXでは、トレードをする前に戦略を立てることが重要になってきます。
戦略を立ててトレードをした結果、何処で間違えたのかが分かりやすいし、損切り・利食いが上手くできます。
また、難しい局面でのトレードも減るので、無駄な損切も減ります。
スイングトレードでは、ナンピンの技術を知っておくと大きく利益を取ることができます。
ファンダメンタルズ分析をする
スイングトレードでは、ファンダメンタルズ分析をしたほうがいいですが、難しく考える必要はありません。
特に必要なのは、【金利差+各国の政策】です。
それ以外の政策などは、短期的に影響があっても、長期的な影響はあまりありません。
検証ソフトで検証する
初心者の方は、本を読んだりしてトレードを学ぼうとしますが、机上の空論ではトレードが上手くなるわけがありません。
頭で分かっていることでも、実際にできないのが人間なのです。
そのため、トレードの上達したいなら、多くのトレードをして経験値を積み重ねることが必要不可欠になってきます。
練習君プレミアム
- MT4チャートを使って検証ができる
- 他の検証ソフトよりも安い
- メール・LINEのサポートが迅速
練習君プレミアムは、値段が他の検証ソフトよりも安いにも関わらず、検証に必要な機能は揃っています。
自分が使っているMT4のチャートを使って検証ができるので、検証結果のズレが起こりづらいです。
また、MT4が使えるので、自作の独自インジケーターの検証もすることができます。
\ 累計30,000ダウンロード達成 /
Forex tester5
- 独自の検証ソフトをダウンロード
- チャートの巻き戻し機能がある
- 30日間の返金保証あり
Forex tester5は、独自の検証ソフトをインストールして使うので、オフラインでも使うことができます。
チャートの巻き戻し機能があるので、検証中に行き過ぎた場合などに戻って修正することができます。
しかしながら、独自のインジケーターなどがうまく起動しないなどのことがあるという欠点があります。
\ 30日間の返金保証あり /
スイングトレードの注意点


- マイナススワップ
- 計画が崩れたら絶対に損切り
- レバレッジをかけすぎない
- 高金利通貨には注意が必要
スイングトレードの注意点は、上記の4つです。
詳しく解説していきます。
マイナススワップ
スワップポイントは、各国の金利差によって貰えます。
そのため、各国の金利が変われば、スワップポイントも変動していきます。
放置しすぎていると、いつの間にかマイナススワップになっていたということもあります。
また、エントリーする方向によって、マイナススワップになるので、スイングトレードの場合エントリーの方向には気を付ける必要があります。
計画が崩れたら絶対に損切り
スイングトレードでは、短期足の終わり足ベースで計画が崩れたら絶対に損切りしましょう。
計画が崩れても損切りができない場合、スイングトレードでは、大損する可能性はかなり高いので、1回のトレードで退場してしまうことが多いです。
初心者の方が、始めて半年以内に多くの人が退場する原因は損切りにあります。
レバレッジを掛けすぎない
スイングトレードでは、レバレッジを低く設定しましょう!
スイングトレードで10%以上のレバレッジをかけてしまうと、ちょっと相場が動いただけで強制ロスカットのリスクが増します。
また、失う額も増えるので、チャートを見守る頻度が増えて、精神的に安定しないというデメリットがあります。
高金利通貨には注意が必要
スイングトレードでは、高金利通貨を勧めているサイトも多いですが、高金利通貨はスイングトレードには向いていません。
確かに、1日でたくさんのスワップポイントが付くので、魅力ですが、情勢が脆弱なので、意味の分からない急激な下落があり、最終的にはスワップポイント<損失という図式になる可能性があります。
また、日本だと高金利通貨の国のニュースが入りずらいので、テクニカル指標を無視して値が動き、不要な損失を抱えてしまうことがあります。
スイングトレードにおすすめのFX会社


スイングトレードにおすすめのFX会社は、上記の3社です。
詳しく解説していきます。
GMOクリック証券


- 20通貨ペアの取引が可能【業界最狭水準のスプレッド】
- 最低取引単位【1,000通貨】
- スマートフォンの取引ツールが使いやすい
GMOクリック証券は、スキャルピングからスイングトレードまで幅広いトレードスタイルに対応しています。
スマートフォンの取引ツールも非常に使いやすい作りになっています。
また、株などの口座も作ることができるので、総合口座として使うこともできます。
\ FX取引高世界【1位】※ /
※ファイナンス・マグネイト社調べ(2020年1月~2021年12月)
みんなのFX


- 29通貨ペアの取引が可能【業界最狭水準のスプレッド】
- 最低取引単位【1000通貨】
- 魅力的なスワップポイント
みんなのFXは、定期的にスワップポイントNo.1チャレンジキャンペーンを開催しているので、スワップポイント狙いのスイングトレードをしたい方におすすめのFX会社です。
無料のセミナーを開催しているので、初心者の方の口座開設者数が多いのが特徴です。
また、【システムトレード】もできるので、スイングトレードと併用して利益をだすこともできます。
\ スワップポイントが高い /
外為どっとコム


- 30通貨ペアの取引が可能【業界最狭水準のスプレッド】
- 最低取引単位【1000通貨】
- ポジションを決済しなくても、スワップポイントが受け取れる
外為どっとコムは、FX情報を豊富に提供しているので、スイングトレードの情報収集に最適です。
また、他社では、ポジションを決済しないとスワップポイントは貰えませんが、外為どっとコムでは、ポジションを決済しなくても毎日スワップポイントを手に入れることができます。
ファンダメンタルズ重視のスイングトレードをしたい方におすすめのFX会社です。
\ FXの情報量が豊富 /
スイングトレード【疑問・質問】


- 利益は何PIPSぐらい狙うの?
- スイングトレードは勝てない?
- スイングトレードで使う時間足は?
- スイングトレードは難しい?
- スイングトレードで専業トレーダーになれる?
スイングトレードに関するよくある疑問・質問は、上記の通りです。
詳しく解説していきます。
利益は何PIPSぐらい狙うの?
利益はトレードする通貨によって様々ですが、最低でも100PIPS以上の利益を狙っていきます。
また、毎回狙う値幅は一定ではなく、リスクリワードを考えながら利益を計算していきます。
初心者はスイングトレードで勝てない?
初心者でもスイングトレードは、トレードスタイルの中でも準備時間が長く取れるので、勝ちやすいです。
逆に言えば、スキャルピングはトレード間隔が短いので、難しいです。
もし、スイングトレードで勝てないのならば、トレード戦略の立て方が間違っている可能性があります。
スイングトレードで使う時間足は?
- 4時間足(エントリータイミングを取る)
- 日足(全体の流れを掴む)
- 週足(長期的な流れを掴む)
- 月足(抵抗などを見る)
スイングトレードで使う時間足は、上記の通りです。
人によっては、1時間なども使いますが、数日ポジションを保有することを考えると、短期足は4時間足で問題ありません。
スイングトレードは難しい?
スイングトレードは難しいと思っている方が多いですが、難易度的には、他のトレードスタイルよりも簡単です。
また、ファンダメンタルズ分析が難しいと考えている方も多いですが、スイングトレードでもファンダメンタルズ分析をしていない方も多いです。
専業トレーダーで生活はできる?
スイングトレードで専業トレーダーになることは可能です。
しかしながら、他のトレードスタイルよりも取引機会が少なく、レバレッジを効かせられないため、口座資金は数千万円必要です。
また、他に月単位で損失が出ても問題ないぐらいの生活防衛資金が必要になります。
まとめ:スイングトレードは口座資金の余力が大切!


スイングトレードとは、1つのポジションを数日~数週間かけて決済するトレードスタイルのことです。
そのため、ハイレバレッジで取引をすることはできず、口座資金に余力を持たせる必要があります。
FXの醍醐味であるレバレッジをうまく使えないので、資金が少ないうちはおすすめできません。
資金が少額のうちは、スキャルピングやデイトレードでコツコツ資金を増やすことがおすすめです。


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