・ナンピンって何?
・危険なの?
・稼げる手法?
これらの疑問に答えていきます。
実は、多くプロトレーダーは、ナンピンを多用しています。
なぜならば、正しい使い方をすれば、取得単価が下がり、爆益を狙える最強のトレード戦略の1つだからです。
ナンピンはやり方を間違えなければ、リスク回避にも使えるよ。
だけど、無限ナンピンをしてしまう人が多いから気を付けて。
この記事では、正しいナンピンのやり方・必勝法を詳しく解説していきます。
ナンピンとは
ナンピンとは、【平均取得単価を下げる】手法のことを言います。
ナンピンの例
例えば、ドル円が110円で1万通貨のドルを買ったとします。
その後、ドル円が109円まで下がったので、プラスで1万通貨のドルを追加で買いました。
そうすると、ドル円の平均取得単価は、109.50で2万通貨買ったことになります。
本来ならドル円の買った値段が下がったことにより、110円で買ったドル円は損失が膨らんでました。
しかし、109円でナンピンを打ったことで、平均取得単価が109.50円まで下がったので、ドル円が109.50円まで上昇すれば±0になります。
ナンピンを打ったことで、結果的に110円のポジションを救うことに繋がりました。
また、もし最初のポジションを持った110円まで上がったなら、利益が発生しています。
ナンピン=大損する手法?
よく巷では、ナンピンは大損する手法だという人がいます。
しかし、それは間違っています!!
多くの方はナンピンを勝つまで、ポジションを打っていくものだと勘違いしています。
ナンピンをしても、しなくても損失の平均%が同じになるようにしないといけません。
なので、ナンピンは大損する手法ではないです。ナンピンで大損してしまう方は資金管理がまったくできていません!!
ナンピンの3つのメリット
- 平均レートが下がる
- 悪いレートのポジションが救済される可能性がある
- 想定していない動きになった時に大損しない
【ナンピン】メリットは上記の通りです。
詳しく解説していきます。
平均レートが下がる
ナンピンというのは、【平均取得単価を下げる】ためにやるものです。
毎回トレードで、大底で買って、天井で利食いということは不可能です!
ナンピンをしていると、結果的に良いレートのポジションを持っていることが多いです。
悪いレートのポジションが救済される可能性がある
『最初に持ったポジションが、かなり悪いレートの時に持ってしまった』という経験があるという方も多いと思います。
そういう時は、3パターンの人がいます⇓
- 全ポジションを持ってしまったので、身動きが取れない人(塩漬け)
- ナンピンで平均取得レートを下げる人
- 損切りする人
ナンピンをする人は、悪いレートのポジションが救済される可能性があるので、口座資金を守ることに繋がります。
想定していない動きになった時に大損しにくい
ナンピンをトレード戦略に入れている人は、自分が想定していない動きになった時に大損しにくいです。
ナンピンの3つのデメリット
- 自制が効かずに無限ナンピンしてしまう
- 試し玉の時点で思っていた方向に動くと利益が少なくなる
- ナンピンをするタイミング・数量が難しい
ナンピンの大きなデメリットは、一言で言うと【欲】です。
自分の欲に勝たなければ、相場では勝てませんし、生き残れません!
自制が効かずに無限ナンピンしてしまう
私も過去に無限ナンピンをしてしまい口座を溶かしてしまいました↓
計画が、かなり甘かったです。
ナンピンは、計画がしっかりしていれば、かなり有効な手法だと思いますが、計画が甘いと口座が溶けるなどの大損をしてしまいます。
試し玉の時点で思っていた方向に動くと利益が少なくなる
試し玉の時点で、自分が思っていた方向に動くことがあるので、利益が少なくなることがあります。
ナンピンをするタイミング・数量が難しい
ナンピンをするタイミング・数量が難しいです。
ナンピンのエントリー【やり方】
ナンピンの目的は、【平均取得単価を下げる】ことなので、最初から大きなポジションを持ったらダメです。
- 試し玉を持つ
- 試し玉以上のポジションを持つ
- 2と同じかそれ以上のポジションを持つ
上記のように、試し玉を1としたら、1以上のポジションを各ナンピンで持たなければいけません。
意味のないナンピンは避けるべき
ナンピンは、計画的にやらなければ、意味のないナンピンになってしまいます。
そのため、最初のポジションをエントリーする前に、ナンピンする場所をあらかじめ決めておきましょう!
また、ポジションの間隔が近すぎると意味がないので、ナンピンをする場合は、ある程度、間隔を離す必要があります。
ナンピン【資金管理方法】
ナンピンでは、資金管理が最も重要なスキルになります。
以下では、ナンピンの資金管理方法について解説していきます。
値幅が違っても同じ損失になるようにする
損失の値幅が違っても、同じ損失額になるように、ロットの計算をしましょう!
例えば、自分の損失幅を口座残高の10%に設定していたとします。
通常1回のトレードで10LOTを持って、損失が10%になったら損切していたならば、ナンピンした場合でも、10%の損失で収まるように、ポジションを分割していきます。
【最強の戦略】ナンピンの必勝法を解説
- 長期足の流れを読む
- 短期足の逆張り
- サポート・レジスタンスラインなどの意識される抵抗帯でナンピンする
ナンピンする時に、意識する重要な必勝法は、上記の3つです。
長期足の流れを読む
ナンピンをするなら、自分がトレードする時間軸よりも長い時間足の相場の流れを考え、長期足の流れに乗ることが最も大切です。
上位足の流れに乗ることにより、ナンピンの成功率は上がります。
短期足の逆張り
ナンピンは【平均取得単価を下げる】取引手法です。
なので、長期足の順張り・短期足の逆張りを狙っていきます。
サポート・レジスタンスラインなどの意識される抵抗帯でナンピンする
長期足が上昇トレンドの時に、短期足が下降トレンドになっていた時は、サポート・レジスタンスラインなどの抵抗帯でナンピンのロングで入っていきます。
【注意】低レバでも無限ナンピンはおすすめしない
低レバレッジなら、自分が思った方向に相場が動くまで、無限ナンピンしても大丈夫ですよね?
このようにお考えの方も、多いです。
しかしながら、低レバレッジでも、無限ナンピンはおすすめできません。
なぜならば、【無限ナンピン=計画性がない】取引の可能性が高いからです。
相場に絶対はなく、予想とは反対に、調整が少なく、10円以上動いてしまう可能性もあります。
1000通貨の無限ナンピンも危険
ドル円の場合、1000通貨だと、100PIPS動いても1000円の損失で済むので、1000通貨の無限ナンピンをする人がいます。
しかしながら、1000通貨を10ポジション持てば1万通貨なので、同じPIPS動いたら、1万円の損失になってしまいます。
もし仮に、1000通貨を50ポジション持っていたら、100PIPSで5万円の損失です。
100PIPSなら耐えられることもありますが、1000PIPS以上動かれると、50万円の損失になります。
そのため、1000通貨の無限ナンピンでも口座資金が溶ける可能性は高いので、絶対にやめましょう!
両建ての無限ナンピンもやめたほうがいい
一見安全そうに見える、両建ての無限ナンピンも、かなり危険です。
なぜならば、両建てをして損失をロックしても、あまり意味がないからです。
損失をロックしていても、いずれ、逆ポジションを外さなければいけません。
もし、その時に、相場の天井 or 大底ではなかった場合、最終的には大損を抱えてしまいます。
そのため、両建ての無限ナンピンは絶対にやめましょう。
ナンピンが上手くなりたいなら練習・検証が大切
ナンピンを使うには、戦略通りにトレードをする必要があります。
そのため、いきなり本番ではなく、検証ソフトで検証を繰り返して、自分が得意なナンピンのやり方を見つけた方が精神的にラクになります。
以下で詳しく解説していきます。
本番でいきなりナンピンは難しい
本番でいきなりナンピンを使って利益を取っていくことはかなり難しいです!
しかも、人によってナンピンを取る数量が違います。
検証ソフトで自分の得意パターンを見つけてから本番をやる
何回も練習・検証して戦略通りにトレードができるようになってから、リアルトレードでナンピンを使うことがおすすめです。
練習・検証には、過去チャートの検証ソフトを使うことがおすすめです!
練習君プレミアム
- 金額が安い
- MT4を使って検証ができる
- アップグレード手数料がかからない
練習君プレミアムは、購入金額が安いにもかかわらず、チャートの検証に困ることはありません。
また、MT4を使って検証ができるので、自作の独自のインジケーターのバックテストもできます。
しかしながら、MT4上で検証するので、チャートの巻き戻し機能はありません。
\ 累計30,000ダウンロード達成 /
Forextester5
- 独自のソフトをインストール
- 検証の保存ができる
- チャートの巻き戻しができる
Forextesterは、多くのZIMON FAMILY生が使っています。
独自のソフト江尾インストールするため、検証の保存ができ、後日保存した所から検証を再開することができます。
しかしながら、アップグレードする度に追加でお金がかかります。
\ 30日間返金保証 /
リアルトレードは少額から始める
すぐにフルレバレッジでナンピンをしてしまう人がいますが、検証・練習でうまくいったからといって、すぐにリアルトレードで結果が出るわけではありません。
なので、最初はできる限り少額からトレードをすることをおすすめします!
少額からトレードしたいなら、1通貨から取引できる【松井証券FX
まとめ:ナンピンは口座資金を守りながら【爆益を狙える】
ナンピンとは、平均取得単価を下げる手法です。
- 平均レートが下がる
- 悪いレートのポジションが救済される可能性がある
- 想定していない動きになった時に大損しない
ナンピンのメリットは、上記の通りです。
ナンピンが「最強の手法」だと言われる理由は、利益の最大化を狙いながら、損失は最小限抑えられて、口座資金を守ることができるからです。
しかしながら、しっかりと検証をしていかないと大損する可能性もあるので、注意が必要です。
ナンピンと合わせて聖杯を学べば理解が深まります。