
移動平均線の設定値とか使い方を知りたいな。
移動平均線は、シンプルで使いやすいので、初心者~プロトレーダーまで多くのトレーダーが使っています。
この記事で解説する【移動平均線の仕組み】を知れば、自分に合う最適な移動平均線の設定値が分かるようになります。
なぜならば、私もこの記事で紹介する方法で、設定値を変えたら劇的にトレードが変わりました。
- 移動平均線とは
- 移動平均線の設定値の決め方
- 移動平均線の使い方
- 移動平均線のだまし回避方法
移動平均線とは


FXの移動平均線とは、ある一定期間の価格から平均値をだして、線でつないだものを言います。
移動平均線では、相場の流れ(トレンド)が分かるようになるので、売買の目線・タイミングを掴みやすくなります。
非常にシンプルなので、初心者~プロトレーダーまで、世界中の多くのトレーダーが使っています。
主に使われる移動平均線は3つ
- SMA(単純移動平均線)
- EMA(指数平滑移動平均線)
- WMA(加重移動平均線)
以下で詳しく解説していきます。
SMA(単純移動平均線)
SMAとは、一定期間の終値の平均値を単純に出したものです。
EMA(指数平滑移動平均線)
【EMA】は、SMAの「シグナルの反応が遅い」というデメリットを補うために開発されました。
EMAは、直近のデータにより比重を置いて算出されているため、SMAよりも【シグナルの感度がいい】ので、より早くトレンド転換を見抜くことができます。
WMA(加重移動平均線)
【WMA】は、EMAと同様にシグナルの感度は、SMAよりも早いので、トレンド転換を早く見抜くことができます。
EMAとの違いは、緩やかな相場に強く、急激な乱高下をする相場には弱いということです。
移動平均線の最強の期間設定のやり方


移動平均線の期間設定を設定するには、使っている期間の意味を知る必要があります。
一般的に、広く使われている移動平均線の期間は、【7・25・75】です。
- 1週間=7日
- 1ヶ月=25日
- 3ヶ月=75日
多くの人が【7・25・75】を使っている意味は上記の通りです。
移動平均線のおすすめ設定
- 1週間=5日
- 1ヶ月=1週間×4=20日
- 3ヶ月=60日
移動平均線の設定の意味を考えると上記になります。
移動平均線の設定値は、『絶対にこれじゃないといけない』というものは存在していません。
しかしながら、自分が使っている設定の意味を考えることはかなり重要です。
補足:移動平均線の期間は1度設定したら変えない
移動平均線の期間は、絶対にこれじゃないといけないというものはありません。
しかしながら、1度設定したら、設定は変えずに徹底的に研究しましょう!
移動平均線の研究は、検証ソフトを使うと便利です。
移動平均線の使い方は簡単!【5つの判断基準】


- 向き
- 順番
- 角度
- 移動平均線のぶつかり
- 移動平均線の切り上げ・切り下げ
以下で詳しく解説していきます。
移動平均線の向き


移動平均線の【向き】に注目しましょう!
- 上向き⇒上昇
- 下向き⇒下落
移動平均線の向きに、逆らわないようにトレードした方が勝率が上がります。
また、何本か移動平均線を表示させている場合は、すべての移動平均線が同じ方向を向いている方へポジションを持つと勝率が上がります。
移動平均線の順番


移動平均線の【順番】は、相場の同調圧力を現わしています。
- 上昇する場合⇒上から短期線・中期線・長期線
- 下落する場合⇒上から長期線・中期線・短期線
強い上昇・下落の場合は、例外なく移動平均線は、上記の順番になっています。
移動平均線の角度


移動平均線の【角度】は、相場の強さを現わしています。


⇑2つのチャートは、値幅は同じぐらい落ちています。
しかしながら、最安値を付けるまでの日数は、1枚目【20日間】・2枚目【71日間】の日数がかかっています。
移動平均線の角度を見ると、1枚目の方が『急角度』なので、一気に値段が動きました。
移動平均線のぶつかり


移動平均線のぶつかりは、【相場の転換】する可能性を現わしています。
特に、短期線が中期・長期線を貫く場合は、相場の転換を考えなければいけません。
- 短期線が下から突き抜ける⇒ゴールデンクロス=上昇
- 短期線が上から突き抜ける⇒デッドクロス=下落


移動平均線のぶつかりを拒否すると、逆方向に大きく相場が動きます。
移動平均線の切り上げ・切り下げ


チャートの高値・安値の切り上げ・切り下げを見る人も多いですが、移動平均線の切り下げ・切り下げも考えます。
また、直近の移動平均線の高値・安値を超えたら、大きく相場が同調することも考慮する必要もあります。
天井・大底の考え方は↓の記事が参考になります。
移動平均線の【だまし】を避ける方法


他の手法と同じように移動平均線にも【だまし】は存在しています。
だましを回避する方法
移動平均線の【だまし】を回避する方法は、移動平均線以外にもポジションを持つ根拠を作ることです。(根拠が多ければ多いほど確率が高くなります)
移動平均線と相性がいい判断材料は⇓の記事が参考になります。
取引ツールが使いやすい!おすすめFX会社【3選】


以下で詳しく解説していきます。
GMOクリック証券
- 20通貨ペアの取引が可能【業界最狭水準のスプレッド】
- 最低取引単位【1,000通貨】
- スワップポイントが高水準
- スキャルピングOK
GMOクリック証券は、『スマートフォンの取引ツールが使いやすい』と評判のFX会社です。
スキャルピングもOKなので、短期から長期トレードにも使える非常に使いやすい会社です。
また、株・バイナリーオプション・CFDの取引も可能なので、総合口座として使うことができます。
GMO外貨
- 24通貨ペアのトレードが可能【業界最狭水準のスプレッド】
- 最低取引単位【1000通貨】
- スマホアプリが高性能
GMO外貨(外貨ex)は、業界最安水準のスプレッドと高いスワップポイントが特徴で、短期~長期トレードまで対応している万能型のFX会社です。
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FXTF
- 30通貨ペアの取引が可能【業界最安値水準のスプレッド】
- 最低取引単位【1000通貨】
- MACでも使用できるウェブ版FXTF MT4搭載
- 有名トレーダーのインジケーターが使える(無料)
- FXTF Liveで取引履歴をグラフ化
MT4を使って、取引したい場合は、【FXTF】がおすすめです。
FXTFのMT4は、Macにも対応してしているので、どのパソコンからでも使うことができます。
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まとめ:移動平均線はシンプルで使いやすい!


移動平均線とは、ある一定期間の価格から平均値をだして、線でつないだものです。
設定値は、【5・20・60】【200or300】がおすすめ!
- 向き
- 順番
- 角度
- 移動平均線のぶつかり
- 移動平均線の切り上げ・切り下げ
移動平均線を見る時は上記の5つを意識してトレードしましょう!
移動平均線の【だまし】に合わないために、他の根拠と合わせてトレードすると勝率が上がります。
天井・大底を知るために、オシレーターを使うこともおすすめです↓


移動平均線以外のインジケーターは、↓の記事に詳しくまとめています。

