スーパーボリンジャーは、どういうインジケーターなんだろう?見方・使い方を知りたいな。
スーパーボリンジャーとは、価格的要素を重視し、ボリンジャーバンドをアレンジしたインジケーターです。
スパンモデルよりも比較的短期の判断に使われ、スパンモデルと一緒に使うことが推奨されています。
以下の記事では、スーパーボリンジャーの見方・使い方について詳しく解説していきます。
スーパーボリンジャーとは
スーパーボリンジャーとは、『ボリンジャーバンド』を応用したインジケーターで、元ディーラの柾木利彦さんが考案したテクニカル指標です。
スーパーボリンジャーの特徴
- センターライン(単純移動平均線)
- ±1シグマライン(1標準偏差)
- ±2シグマライン(2標準偏差)
- ±3シグマライン(3標準偏差)
- 遅行スパン
スーパーボリンジャーは、上記の8本のラインで形成されています。
簡単言うと、ボリンジャーバンドに一目均衡表の遅行スパンを表示したインジケーターです。
ボリンジャーバンドとの違い
線の種類 | 特徴 | |
---|---|---|
ボリンジャーバンド | ・真ん中に移動平均線 ・上下に1~3本の標準偏差からなる線 | 線の数が少ないので、一定のルールに従いシンプルに取引ができます。 |
スーパーボリンジャー | ・ 真ん中に移動平均線 ・上下に3本の標準偏差からなる線 ・遅行スパン | 遅行スパンがあるので、ボリンジャーバンドよりもトレンド判断がしやすくダマシが少ない傾向があります。しかしながら、遅行スパンは、レンジ相場には機能しないという弱点があります。 |
ボリンジャーバンドとの違いは、上記の通りです。
スパンモデルとの違い
特徴 | 使える場面 | |
---|---|---|
スーパーボリンジャー | 価格的要素(縦軸)を重視 | どこで買う・売るかの判断に強い。スパンモデルよりも比較的短期の判断 |
スパンモデル | 時間的要素(横軸)を重視 | いつ買う・売るかの判断に強い。スーパーボリンジャーよりも比較的長期の判断 |
スパンモデルとスーパーボリンジャーの違いは、上記の通りです。
スーパーボリンジャーのおすすめ設定値
- 単純移動平均線【21】
- 標準偏差【1】(1σ)
- 標準偏差【2】(2σ)
- 標準偏差【3】(3σ)
- 遅行スパン【21】
スーパーボリンジャーの設定値は、開発者である柾木利彦さんが推奨している上記の設定値がおすすめです。
スーパーボリンジャーの見方
スーパーボリンジャーの見方について解説していきます。
移動平均線の向き/角度
- 上向き⇒買い圧力優勢
- 下向き⇒売り圧力優勢
- 急角度⇒強い相場
- 緩やかな角度⇒弱い相場
スーパーボリンジャーの真ん中にある、移動平均線の向きで相場の流れ・強さが分かります。
標準偏差の見方
標準偏差 | 確率 |
---|---|
±1σ | 68.3% |
±2σ | 95.4% |
±3σ | 99.7% |
標準偏差の見方は、上記の通りです。
確率は、標準偏差内に価格が収まるかどうかを示しています。
遅行スパンの見方
- 遅行スパンがローソク足の上⇒買い優勢
- 遅行スパンがローソク足の下⇒売り優勢
- 遅行スパンがローソク足に絡む⇒レンジ相場
遅行スパンの見方は、上記の通りです。
スーパーボリンジャーの使い方
スーパーボリンジャーは、ボリンジャーバンドの考え方をしながら、遅行スパンを見ながら相場の流れを判断します。
終値が重要
スーパーボリンジャーは、終値ベースで判断しましょう!
終値ベースじゃないと、ローソク足がヒゲを付けることもあり、無駄なエントリー・損切りが増えてしまいします。
順張り手法
- 移動平均線の方向に順張り
- エクスパンション(レンジブレイク)した方向に順張り
- バンドウォークしている方向に順張り
スーパーボリンジャーを使う場合には、ボリンジャーバンドの使い方をメインに考えた手法がおすすめ。
また、遅行スパンとローソク足の位置関係も見ながらトレードすると、勝率が上がります。
逆張り手法
スーパーボリンジャーで逆張りをしたいなら、移動平均線の向きが横向き or 緩やかな時のレンジ相場を狙います。
↑のチャートで言うと、標準偏差で反発して、レンジ相場を形成しています。
遅行スパンがローソク足の上 or 下にあるかを考えながら、逆張りを考えることがおすすめです。
【注意】遅行スパンはレンジ相場で機能しない
遅行スパンは、相場の流れを考える上で、重要なラインです。
しかしながら、遅行スパンがローソク足に接しているor近くにある場合のレンジ相場では、ほとんど機能という点に注意が必要です。
遅行スパンがローソク足に接している時は、遅行スパンを考えずに、ボリンジャーバンドだけで考えるようにしましょう。
ローソク足を完全に抜けた時に、遅行スパンの方向に相場を考えていくと勝率が上がります。
スーパーボリンジャーが使える!おすすめFX会社【3選】
スーパーボリンジャーが使える、おすすめのFX会社は上記の通りです。
DMM FX
- 口座開設数【80万】口座以上
- 取引ポイントが貯まる
- 24時間サポート
DMM FXは、大手企業のDMMが運営していることもあり、信頼・安心できることから、80万口座以上の口座開設数を誇ります。
初心者でも使いやすい取引ツールで、トレードする度に、取引ポイントが貯まり、ポイントは現金に換えることもできるので、お得にトレードができます。
口座開設まで最短【1時間】なので、すぐに取引を始めたい方におすすめです。
\ 口座開設まで最短【1時間】/
ヒロセ通商(スキャルピングをしたい方向け)
- 50通貨ペアの取引が可能
- 世界最速水準の約定スピード
- キャンペーンが魅力的
ヒロセ通商は、世界最速水準の約定スピードなので、スキャルピングをやりたい方におすすめです。
取引ツールも、スキャルピングがやりやすいように設計されています。
また、取引すればするほど貰える、キャンペーンが魅力的で『ヒロセ飯』という言葉も存在します。
\ スキャルピングをしたいならココ /
FXTF
- MT4が使える(MacでもOK)
- 有名トレーダーのインジケーターが無料で使える
- FXTF未来チャートが使える
MT4で【スーパーボリンジャー】を使いたい場合、自分でMT4にインストールしなければ使えません。
しかしながら、FXTFではデフォルトで【スーパーボリンジャー】を使うことができるため、すぐにトレードをすることができます。
また、MT4が使えるにも関わらず、【業界最狭水準のスプレッド】で取引ができます。
\ MT4を使いたいならココ /
スーパーボリンジャーのよくある質問
- MT4でも使えますか?
- スキャルピングでも使えますか?
- MACDと合わせて使うことはできますか?
スーパーボリンジャーのよくある質問は、上記の通りです。
詳しく解説していきます。
MT4でも使えますか?
スーパーボリンジャーは、ボリンジャーバンド+一目均衡表の遅行スパンを表示させたインジケーターなので、MT4でも使うことができます。
- ボリンジャーバンドの標準偏差1~3を表示する
- 一目均衡表の遅行スパンだけを表示する
一目均衡表の遅行スパンだけを表示するには、以下の手順やります。
- MT4のチャート上で右クリック
- 表示中のインジケーターを選択
- 一目均衡表を選択し、編集をクリック
- 色の設定で転換線・基準線・雲(上昇)・雲(下降)をNoneを選択
スキャルピングでも使えますか?
スーパーボリンジャーは、スキャルピングでも問題なく使うことができます。
そのため、短期売買をしている多くの方が好んで使っています。
スキャルピングをする場合は、長期足の流れを考えながらトレードすると、勝率が上がるのでおすすめです。
MACDと組み合わせて使うことはできますか?
MACDと組み合わせて使うことは可能です。
MACDでトレンドの方向性・転換点が分かるので、合わせて考えることもできます。
MACDの使い方は、↓の記事を参考にしてください。
まとめ:スーパーボリンジャーは万能のインジケーター
スーパーボリンジャーとは、ボリンジャーバンドをアレンジして、遅行スパンを加えたインジケーターです。
遅行スパンを加えたことにより、ボリンジャーバンド単体で使うよりも、相場の流れが分かりやすくなりました。
しかしながら、ボリンジャーバンドよりも少し複雑なので、ボリンジャーバンドで経験を積んで、理解してから使うことをオススメします。
初心者は、一緒にオシレーターを使うことで、天井・大底を見極めやすくなります。
スーパーボリンジャー以外のインジケーターは、↓の記事にまとめています。