
FXの取引でMACDっていうのが気になるけど、どういうインジケーターなんだろう?無料で使えるのかな?使い方を知りたいな。
実は、【MACD】というインジケーターは、世界的に有名なため、多くのFX会社が供しているチャートに無料で標準搭載されています。
MACD(マックディー)は、2本の線で形成されるため、売買タイミングが分かりやすいという特徴があります。
そのため、初心者にも人気があります。
以下の記事では、MACDの設定値・使い方などについて詳しく解説していきます。
GMOクリック証券
↳FX取引高世界【1位】- 外貨ex byGMO
↳取引数量に応じてPayPayか現金がもらえる - 松井証券FX
↳1通貨から取引可能
MACDとは


MACDは「Moving Average Convergence Divergence」の略で、『マックディー』と呼ばれています。
MACDとは、【MACDライン】と【シグナル】の2本の線を使って、トレンドの方向性・転換点が分かるオシレーターです。
- MACDライン⇒長期・短期2つの移動平均の差
- シグナル⇒MACDの移動平均線
日経平均・仮想通貨にも対応できる
MACDのベースとなっているものは移動平均線なので、日経平均・仮想通貨・コモディティーなど、チャートでトレードができるものは、すべて対応することができます。
各銘柄によっては、多少癖が出てきますが、基本的な考え方は同じように考えることができます。
【補足】使うチャートによってMACDラインが違う


↑は
しかし、MT4(デフォルト設定)になると⇓


MACDラインは、ヒストグラムで表されています。
しかしながら、考え方は同じように考えて問題ありません。
MACD【おすすめ設定値】


- MACDライン⇒短期【12】・長期【26】
- シグナル⇒【9】
上記は、MACDの考案者の設定値で、一般的な設定値です。
ただ、人によっては、別の設定値を設定しています⇓
- MACDライン⇒短期【8】・長期【17】
- シグナル⇒【9】
短期と長期の数値を短くすることにより、早くトレンドを察知することができます。
ただし、短くすることにより、ダマシの回数も増えるというデメリットがあります。
MACDの設定値はどちらを使っても、メリット・デメリットが存在します。
なので、自分の手法と相性がいい同じ設定値を繰り返し検証して、癖を把握することが最も稼げる近道になります。
MACD【使い方】


- ゼロライン
- ゴールデンクロス・デッドクロス
- ダイバージェンス
MACDの判断の仕方は、上記の3つがあります。
ゼロライン


MACDでは、MACDラインが真ん中の0.00ラインよりも上なら【買い目線】・下なら【売り目線】で考えます。
MT4のMACDでも同じように考えます⇓


ゴールデンクロス・デッドクロス


MACDラインがシグナルラインを下から上に抜いたら【ゴールデンクロス】といい、上昇圧力の増加と考えます。
MACDラインがシグナルラインを上から下に抜いたら【デッドクロス】といい、下降圧力の増加と考えます。
MT4のチャートでも、同じように考え、MACDラインのヒストグラムがシグナルを上回っていたら【買い目線】・下回ていたら【売り目線】で考えます。
ダイバージェンス


ダイバージェンスにより、相場の転換点を考えることができます。


チャートで見ると、上記の通り高値更新しているけど、MACDの高値を切り下げています。
このような場合は、相場の転換点になることが多いので、エントリーポイント・利食いポイントに使ったりします。
ダイバージェンスについては、↓の記事に詳しくまとめています。
【注意】MACD単体ではダマシにあう可能性がある


MACD単体で取引することも可能ですが、ダマシにあう可能性が高いです。
なので、MACDと相性の良い移動平均線などのインジケーターと一緒に使いながら、相場の流れを読むと、ダマシの被害に合う可能性が少なくなります。
MACD以外のおすすめインジケーター【3選】


- RSI
- RCI
- ストキャスティクス
以下で詳しく解説していきます。
RSI
チャートから一定期間の変動幅を抜き出し、それを1本の線に表示するオシレーターのため、【買われすぎ】【売られすぎ】の判断基準として使われています。
1本のRSIラインを元に考えるので、シンプルな作りになっています。
世界的に有名なオシレーターなので、ほとんどのFX会社のチャートに標準搭載されています。
RSIについては、↓の記事に詳しくまとめています。
RCI
RCIは短期・中期・長期の3本の線を使って【相場の流れ】【買われすぎ】【売られすぎ】を判断することができます。
RCIについては、↓の記事に詳しくまとめています。
ストキャスティクス
ストキャスティクスは、一定期間の高値・安値を使って【買われすぎ】【売られすぎ】を示すオシレーターです。
2本の線を使って判断しますが、他のオシレーターよりも敏感に反応するので、相場の初動をとらえることができる反面、ダマシにあいやすいというデメリットがあります。
まとめ:MACDは相場のトレンドを考えるのに最適


- ゼロライン
- ゴールデンクロス・デッドクロス
- ダイバージェンス
MACDでは、上記の変化を見ていれば、OKなので、シンプルで分かりやすいオシレーターです。
相場のトレンドを考えるのに、最適なオシレーターなので、トレンドフォローの手法を使っている人と相性がいいです。
RCIについては、↓の記事にまとめています。


その他のオシレーターは、↓の記事にまとめています。


コメント