FXのRVIとは、どういうオシレーターなんだろう?使い方・注意点について知りたいな。
RVIとは、ボラティリティの拡大・縮小を判断するオシレーターのことを言います。
2本の線のクロスを見ながら、売買タイミングを判断するので、非常に分かりやすいため、初心者の方にもおすすめです。
この記事では、RVIの設定値・使い方・注意点について詳しく解説していきます。
RVIとは
RVI(相対活力指数)とは、【Relative Vigor Index】の略で、ボラティリティの拡大・縮小を判断するオシレーターです。
上昇トレンドでは、終値が始値よりも高く、下落トレンドでは、終値が始値より低いという考えで作られています。
RVI線とシグナル線の2本を見ながら判断します。
RSIを応用して作られているため、RSIと似たような動き方をすることがあります。
RVIの計算式
RVI=(終値-始値)÷(高値-安値)
RVIの計算式を簡易的に表すと、上記の通りです。
RSIとの違い
RSI | RVI | |
---|---|---|
特徴 | チャートから一定期間の変動幅を抜き出し、計算 | 一定期間の価格の高値と安値の変動率を【標準偏差】で計算 |
本数 | 1本 | 2本 |
RSIとの違いは、上記の通りです。
RVIのおすすめ設定値
RVIの設定値は、【10】か【14】が一般的に使われています。
両方とも2週間を意味していますが、取引期間は1週間に5日しかないので、【10】の方がおすすめです。
RVIの見方
- 線の向き
- 線のクロス
- ゼロライン
RVIの見方は、上記の2つが重要です。
詳しく解説しています。
線の向き
- 線の向きが上向き⇒買い圧力優勢
- 線の向きが下向き⇒売り圧力優勢
RVIの線の向きから、買い圧力・売り圧力どちらが強いか分かります。
線のクロス
- RVI(青)がシグナル(赤)を下から上に貫く⇒買い
- RVI(青)がシグナル(赤)を上から下に貫く⇒売り
線のクロスを見て、買い・売りの判断をします。
ゼロライン
- ゼロラインよりもRVIが上にある⇒買い圧力優勢
- ゼロラインよりもRVIが下にある⇒売り圧力優勢
ゼロラインとRVIの位置関係でも買い・売り圧力の強さが分かります。
RVIの使い方
RVIの使い方について解説していきます。
順張り戦略が基本
RVIの基本戦略は、RVIとシグナルの2本の線のクロス・向きを見ながら順張りトレードをしていきます。
ダイバージェンスも有効
逆張りをしたいなら、ダイバージェンスを狙うこともできます。
例えば、チャートの高値は切りあがっているけど、RVIの高値は切り下がってる場合は、相場転換のサインです。
ダイバージェンスについては、↓の記事で詳しく解説しています。
RVIの最強手法
- チャートパターンと組み合わせた手法
- ライントレードと組み合わせた手法
- トレンド系インジケーターと組み合わせた手法
RVI単体では、勝つことが難しいです。
そのため、他のトレード手法と組み合わせた手法がおすすめです。
1つずつ詳しく解説していきます。
チャートパターンと組み合わせた手法
RVIだけだと、ダマシに合いやすくやすくなるので、チャートパターンと組み合わせた手法がおすすめです。
FXで知っておくべきチャートパターンについては、↓の記事で詳しく解説しています。
ライントレードと組み合わせた手法
RVIだけだと、相場のトレンドや強い抵抗が分かりません。
そのため、水平線やトレンドラインを引きながら、RVIと合わせて相場分析をすることがおすすめです。
ライントレードのやり方は、↓の記事で詳しく解説しています。
トレンド系インジケーターと組み合わせた手法
RVIは、オシレーター系インジケーターなので、トレンド系インジケーターと組み合わせた手法がおすすめです。
トレンド系インジケーターと同じ売買タイミングの時のみトレードすることで、ダマシの被害が減り、勝率が上がります。
また、トレードの判断がしやすくなり、利食い・損切りポイントが分かりやすくなります。
トレンド系インジケーターは、↓の記事で詳しく解説しています。
RVIにもダマシが存在するので注意が必要
RVIも他のインジケーターと同じように、ダマシが存在しています。
↑の画像のように、RVIがシグナルを下から貫いたけど、あまり上がらずに下がってくるダマシのパターンもあるので注意が必要です。
ダマシは、他のインジケーターを組み合わせたり、チャートパターンを覚えることにより、防げる可能性が高くなります。
RVIのよくある質問
- スキャルピングでも使えますか?
- MT4でも使えますか?
- MACDと一緒に使えますか?
RVIのよくある質問は、上記の通りです。
詳しく解説していきます。
スキャルピングでも使えますか?
RVIはスキャルピングでも同じように使うことができます。
しかしながら、数分単位の取引には有効ですが、数秒単位での取引にはあまり向いていません。
数秒単位のスキャルピングをやりたいなら、ストキャスティクスがおすすめです。
MT4でも使えますか?
MT4でRVIを使うことは可能で、デフォルト設定に搭載されています。
- インジケーターリストを開く
- オシレーターを選択
- Relative Vigor Indexをクリック
RVIをMT4で設定する手順は、上記の通りやればできます。
MACDと一緒に使えますか?
MACDと一緒に使うことができます。
しかしながら、MACDもRVIと同じオシレーター系インジケーターなので、あまりおすすめできません。
なぜならば、MACDが買いで、RVIが売りの時があるなど、判断に迷う時があるからです。
RVIが使えるFX会社【3選】
- GMOクリック証券
↳FX世界取引高1位 - DMM FX
↳取引数量に応じて取引ポイントがもらえる - ヒロセ通商
↳スキャルピング公認・キャンペーンが魅力
RVIは、すべてのFX会社で使えるわけではありません。
以下で各会社の特徴を詳しく解説していきます。
GMOクリック証券
- FX世界取引高【1位】
- 24時間サポート
- 大口のトレードに対応できる
GMOクリック証券は、多くのトレーダーも使っている会社です。
口座開設数70万を超える人気のFX会社で、24時間サポートもあるので、安心してトレードをすることができます。
FX以外の取引もすることができるので、総合口座として使うこともできます。
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DMM FX
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- スキャルピング公認
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スキャルピングをしたい方は、世界最速水準の約定スピードを誇る【ヒロセ通商】がおすすめ!
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まとめ:売買タイミングを知りたい方は【RVI】がおすすめ!
RVI(相対活力指数)とは、【Relative Vigor Index】の略で、ボラティリティの拡大・縮小を判断するオシレーターです。
RVIが、ゼロラインよりも上にあれば【上昇トレンド】・下にあれば【下落トレンド】と判断します。
エントリーポイントは、RVIがシグナルを下から上に貫いたら【買い】・上から下に貫いたら【売り】でポジションを持ちます。
RVIは、他のインジケーター・チャートパターンなどを組み合わせる事により、勝率が高くなります。