ピボット(Pivot)は、何十年もの間、プロトレーダーから愛用されてきた定番インジケーター!
ピボットは、前日の値動きを計算して、当日の値動きの範囲を表すインジケーターです。
他のテクニカル指標とは違い、自分で期間の設定をする必要がないため、世界中のトレーダーが同じピボットを見ているという特徴があります。
そのため、ピボットラインは、押し目買い・利確・損切りなどのポイントとして使われています。
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ピボット(Pivot)とは
ピボット(Pivot)とは、J.Wワイルダー氏によって開発された前日の高値・安値・終値から、当日の値動きの範囲をラインで示したテクニカル指標です。
1日の抵抗帯を重視しているため、比較的短期売買向けになります。
ピボットの計算方法
- ピボット基本指数(P)=(H+L+C)÷3
- 【H;前日の高値 L;前日の安値 C;前日の終値】
- HBOP(上値ブレイクアウト)=2P-2L+H
- R2(レジスタンス2)=P+H-L
- R1(レジスタンス1)=2P-L
- S1(サポート1)=2P-H
- S2(サポート2)=P-H+L
- LBOP(下値ブレイクアウト)=2P-2H+L
引用:ヒロセ通商
ピボットの計算方法は、前日の高値・安値・終値で構成されているため、あまり難しい計算はしません。
そのため、個人で毎日計算している人もいます。
毎朝FXニュース配信されているFX会社もある
ピボットが搭載されているFX会社は限られていますが、搭載されていない会社でも毎朝、FXニュースで送られてくる会社が多いです。
その情報を元に、水平線を引けば、ピボットが搭載されていなくても問題ありません。
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ピボットの見方
ピボットの見方について詳しく解説していきます。
ピボットラインの見方
FX会社によって、ピボットの表示の仕方が多少異なりますが、見方は同じです。
真ん中に、ピボットの基準ラインがあり、上下にレジスタンスライン・サポートラインがあります。
基準ラインから離れるほど、S/Rラインで反発する可能性が高まります。
ピボットの使い方
ピボットR/Sラインは、抵抗が強いため、反発を利用して、ポジションを取るという使い方をしている人が多いです。
また、ピボットラインを目印にして、利益確定の目安として使うこともできます。
長期足の順張りが効果的
ピボットは、前日の値動きから、当日の値動き範囲を予想するものなので、1日で取引が完結する【短期売買】を中心に手法を組み立てていきます。
1番最初に考えることは、長期足の流れ(日足・4時間足)が、上昇 or 下降トレンドかどうかです。
もし、長期足が上昇トレンドだった場合、5分足などの短期足で、サポートライン(S)付近の攻防を見ながらポジションを取っていきます。
利益確定は、レジスタンスライン(R)まで引っ張るorローソク足の形・他のインジケーターを見ながら判断します。
つまり、上昇トレンドの場合、下がったらピボットラインを目安にロングポジションを持ち、上がっていく相場に対しては追いかけないのが、1番リスクが少なくおすすめです。
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ピボットと組み合わせた手法がおすすめ
ピボットだけだと、トレードタイミングがよく分かりません。
そのため、他のトレード手法と組み合わせた手法がおすすめです。
1つずつ詳しく解説していきます。
チャートパターンと組み合わせた手法
ピボットは、1日の強い抵抗ラインが分かりますが、トレードタイミングを知ることは難しいです。
なので、チャートパターンを理解し、抵抗として機能しているのを確認してから、ポジションを取る手法がおすすめ。
FXで知っておくべきチャートパターンについては、↓の記事で詳しく解説しています。
トレンドラインと組み合わせた手法
ピボットは、トレンドを知ることができません。
そのため、強いトレンドかどうか知るために、トレンドラインを引くことがおすすめです。
なぜならば、強いトレンドが発生していると、ピボットを簡単に抜けてくることがあるからです。
また、トレンドラインを引くと、フラッグの形になるのが、分かりやすくなります。
トレンドラインの引き方は、↓の記事で詳しく解説しています。
トレンド系インジケーターと組み合わせた手法
ピボットラインのみだと、トレード機会が大幅に減ってしまいます。
なので、ピボットラインを損切り・利益目標にして、トレンド系インジケーターで取引することがおすすめ。
トレンド系インジケーターは、↓の記事で詳しく解説しています。
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【注意点】ピボットは効くけど過信はしたらダメ
ピボットは、世界中のトレーダー・AIが同じものを見ているので、抵抗が強く、効果があります。
しかしながら、絶対にピボットで価格が止まるということはありません。
特に下落する時は、S1・S2・S3でサポートされず、一気に抜けることがあるので注意が必要です。
ピボットと相性がいい!インジケーター【3選】
- 移動平均線
- ボリンジャーバンド
- 一目均衡表
ピポットと相性がいいインジケーターは、上記の3です。
詳しく解説していきます。
移動平均線
移動平均線とは、価格の平均を結んだ線です。
ピボットと同様に、世界中の多くのトレーダーに使われています。
移動平均線というと、一般的には、単純移動線(SMA)を指すことが多いですが、他にも種類があります⇓
- 単純移動線(SMA)
↳一定期間の平均線 - 指数平滑移動平均線(EMA)
↳過去よりも、直近の値動きに比重を置いているため、反応が早い - 加重移動移動平均線(WMA)
↳一定期間の価格の比重を直近に向けて重くするので緩やかな相場に強い
ピポットと重なる位置付近に移動平均線があると、その場所の抵抗が強く、反発しやすいです。
また、相場の流れもわかりやすいので、ピボットが抜けるかどうかの判断もしやすいです。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドとは、真ん中には単純移動平均線(SMA)があり、1~3本の標準偏差【1標準偏差(1σ)・2標準偏差(2σ)・3標準偏差(3σ)】の線を上下に表示しているインジケーターのことを言います。※σは「シグマ」と読みます。
ピボットと重なる位置にボリンジャーバンドの線があると、抵抗が強く反発しやすくなります。
一目均衡表
一目均衡表とは、「相場は買い方と売り方の均衡が崩れた時に大きく動くので、どちらが優勢かが分かればよく、それを一目で知ることができる』という考えに基づいて作られています。
- 基準線
- 転換線
- 先行スパン1
- 先行スパン2
- 遅行スパン
一目均衡表は、5つの線からなるため、他のインジケーターよりも複雑な作りになります。
他のインジケーターと同様、ピボットと一目均衡表の線が重なる位置が抵抗が強く、反発しやすいです。
【補足】MACDもおすすめ
相場の流れがうまく掴めていないと、ピボットを使っても大損に繋がることがあります。
そのため、相場の流れが視覚的に分かる【MACD】を入れることもおすすめです。
ピボットが使える!おすすめFX会社【3選】
ピボットが使えるFX会社は限られていますが、その中で、おすすめの会社は上記の3つです。
詳しく解説していきます。
XMTrading
- 最大レバ1,000倍の最強トレード環境
- スワップフリー口座などのメリット多数
- 口座開設で1.3万円分&取引ごとにもらえる豪華ボーナス
XM(XMTrading)は、国内外で高い支持を受けている海外FX業者です。その信頼性と安全性から、日本人の海外FXトレーダーのほとんどがメイン口座として選んでいます。
口座を開設するだけで、なんと13,000円分の口座開設ボーナスが貰えます。このボーナスを利用すれば、未入金の状態でもトレードを開始できて、得た利益も通常の利益と同じく出金可能です。
XMは公式サイトもカスタマーサポートも完全な日本語対応です。資金の入金には国内の銀行やクレジットカードを利用できるので、初めての海外FXでも安心して取引を進められます。
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DMM FX
- 最短1時間で口座開設完了
- 取引数量に応じてポイントがもらえる
- 24時間サポート
DMM FXは、80万口座以上の口座開設数で日本最大級のFX会社です。※2020年8月31日DMM調べ。DMM FXと外為ジャパンFXを合算した数値になります。
人気の秘密は、使いやすい取引ツール・24時間サポートなど初心者にも安心して始められる環境が整っているからです。
また、取引数量に応じて、現金と交換可能な取引ポイントが貯まるので、お得に取引ができる点も人気です。
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外為どっとコム
- 1000通貨から取引可能
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- FX情報・無料セミナーが豊富
外為どっとコムは、無料のセミナーなどが充実しているので、初心者に人気のあるFX会社です。
また、豊富なFXに関する情報を得ることができるので、情報収集用の口座として開設する人もいます。
2021年10月に、欠点だったスマートフォンのアプリをリニューアルしたため、スマートフォンでの取引ストレスなくできるようになりました。
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ピボットのよくある質問
- フィボナッチとの違いは何ですか?
- MT4でも使うことができますか?
ピボットのよくある質問は、上記の通りです。
詳しく解説していきます。
フィボナッチとの違いは何ですか?
ピボット | フィボナッチ |
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前日の高値・安値・終値から、当日の値動きの範囲をラインで示したテクニカル指標 | 自然界の法則であるフィボナッチ数列を使った指標で、直近の目立った高値・安値を使う |
フィボナッチとの違いは、上記の通りです。
フィボナッチについて詳しく知りたい方は、↓の記事を参考にしてください。
MT4でも使うことができますか?
MT4でもピボットは使うことができます。
しかしながら、デフォルト設定では、入ってないので、自分でインストールする必要があります。
ピボットのダウンロード方法は、「ピボット MT4」とGoogle検索すれば、無料で提供しているサイトがあるので、そこから入手することがおすすめです。
MT4にインストールするまでの手順は、↓の記事を参考にしてください。
まとめ:ピボットは難しい設定が不要で初心者でも使いやすい
ピボット(Pivot)は、前日の高値・安値・終値で計算されているので、他のインジケーターのように設定値に悩む心配がありません。
そのため、FX初心者の方でも安心して使うことができます。
また、世界中のトレーダー・AIが同じピボットラインを見ているので、プロトレーダーと同じ目線のトレードが可能になります。
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